THE LUX BAR Osaka Uehonmachi 2

 

 

 

 

 

 

Description
2015年春に開業したバーの4周年を機にした改修計画。今回の改修では店内床材の更新とインテリアの一部に要素を加えた。店内床材は開業当時の複層ビニル床シートからエポキシテラゾータイルへと貼替える。エポキシテラゾータイルは高価であるデメリットを持つが耐摩耗性に富むことでバーテンであるオーナーが求める機能的要求を満たしながら、店内と同調する配色を採用することで手を入れない既存インテリアと馴染む様にした。インテリアは既存インテリアにスモークガラス、ステンレスゴールドを加えてお酒を呑む為の居心地の向上と、ユニバーサル性に配慮すべく照明計画とピクトグラム、扉の改良を加えた使いやすさと解りやすさを目指した。一過性に惑わされ見えない先を急ぐのではなく、見えることから更新していくことでオーナーにとってより良い職場になると同時に、永く愛されるお店へと発展し続けることを願う。

 

ザ・ラックス・バー
所在地:大阪市天王寺区東高津町7-23ラーク浜田ビル1F
開業日:2015年4月16日(改装:2019年4月3日)
設計:コングデザインオフィス 河野知二
グラフィックデザイン:コングデザインオフィス 河野知二
床面積:75.41

 

 


THE LUX BAR Osaka Uehonmachi Program Outline

プロジェクトの目的

初めてお店を作るオーナー(バーテンダー)の為に、地域に永く愛される居心地の良いバーの完成を目指し、工事によるイニシャルコスト/開店後のランニングコストを抑えてより永く快適にご商売を続けていただくこと。

 

課題

店舗計画地は、もともとマンション1階の車3台が駐車できるパーキングであり、既存建築を用途変更及び建築法規の再申請により店舗区画として再利用した。そのプロジェクト特性がゆえに、通常店舗運営に必要となるインフラ設備や天井高さが満たされていない問題があった。これらの問題を、開業資金予算内で、オーナーが求める高級なデザインイメージの実現と空調/給排水/インフラ設備の充実を図ること。

 

戦略

現場調査後、直ちに問題点をオーナー、施工会社、ビルオーナーと協議することで、諸問題の解決を図ることとした。デザインイメージについては、高級を「上質」と定義することで共有化を図り、開業資金に納めるべく経済的合理化を図るシンプルなデザインが最良と考えた。その上でお店の要となる部分に、良質素材を採用することとした。そうすることで、内は居心地を向上させ、外へはお店の上質な品質を表す効果を狙った。

 

コンセプト

カクテルアワードで日本一の称号を持つバーテンの腕とその人柄が際立つオーセンティックバー。

 

成果

バーテンであるオーナーのスキルと努力、地域に根ざした居心地の良い良質さと、エンドユーザーが求めるであろうと思われる空間づくりをオーナーと共に目指したことで、お店を訪れる顧客が増える結果を得ることとなる。2019年4月には4周年を迎え、開業当時ローコストで仕上を施した床材や何点かの改善点の設計依頼をいただき部分改装工事を行うに至る。

 

4周年を機に

2015年春に開業したバーの4周年を機にした改修計画。今回の改修では店内床材の更新とインテリアの一部に要素を加えた。店内床材は開業当時の複層ビニル床シートからテラゾータイルへと貼替える。テラゾータイルは高価であるデメリットを持つが耐摩耗性に富むことでバーテンであるオーナーが求める機能的要求を満たしながら、店内と同調する配色を採用することで手を入れない既存インテリアと馴染む様にした。インテリアは既存インテリアにスモークガラス、ステンレスゴールドを加えてお酒を呑む為の居心地の向上と、ユニバーサル性に配慮すべく照明計画とピクトグラム、扉の改良を加えた使いやすさと解りやすさを目指した。

 


BAR&GELATERIA RAFFINATO (Nakanoshima)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Photo:Hiroki Kawata

 

バール&ジェラテリア ラッフィナート
所在地:大阪市北区中之島2-3-18フェスティバルプラザB1F
開業日:2012年11月28日
設計:コングデザインオフィス 河野知二
グラフィックデザイン:ポリフォニック 阪本敦
床面積:55.5

RAFFINATO


CHAIR FOR GELATO SHOP

 

 

 

Description

 

大阪市北区中之島フェスティバルタワー地下に位置するジェラートショップの為の椅子のデザイン。床面積55.5平米と天井高さ2370に合わせてギリギリまでコンパクト化し配置される空間に合わせてムダのないデザインにした。デザイン性を重視しただけでなく腰掛けてみると低くやや立ち気味の背板に腰骨を押され自然と背筋の伸びる機能性を併せ持つ気持ちの良い結果を得る事となる。


BAR&GELATERIA RAFFINATO (Nakanoshima) Description

 

 

 

Photo:Hiroki Kawata
 
Description
兵庫県芦屋市に構えるイタリアンレストランが新たに展開するテイクアウトも充実したジェラート/コーヒー/パニーニ/アルコールを提供するバンコカウンターとイートインを有するショップのためのデザイン。出店立地は劇場とオフィスフロアを持つ高さ200Mの大阪・中之島フェスティバルタワー商業ゾーンの17坪区画。重厚な素材感とダークカラーをまとう中之島フェスティバルタワーに対し、17坪のお店の全体空間は白色を採用した。そうする事により外部空間はビルとのコントラストを活かしながら白で主張し、内部空間においては採用したディテールを含め全ては無の存在としての効果を期待した。特に内部空間におけるそれらの配慮は店内のジェラートケース、デリケースの中の商品群やエスプレッソマシンの存在を際立てる事を設計意図とした。内部空間のバンコカウンターとイートインのテーブル/ベンチシート本体は人工大理石でつくられ、2分された空間を繋ぐ役割りを素材に与えると共に、触って冷たくない手触りの良さを注視した。またイートインで使われる家具は全てこのお店のためのオリジナルデザインとなっている。特に椅子については内部空間のスケールに合わせてコンパクト化し想定する空間に合わせてムダのないデザインにした。しかしデザイン性を重視しただけでなく腰掛けてみると低くやや立ち気味の背板に腰骨を押され自然と背筋の伸びる機能性を併せ持つ気持の良い結果を得る事となる。グラフィックデザインにおいてはショップロゴや店内に配されたドットパターンは「ピリオド」を示すものであり、文章等の区切りに使われる小さい丸を日常に流れる時間を一区切りする休息の場としての意味合いをドットパターンに込めた。日本や海外がもつ伝統や文化を習い、自分なりの美意識と日常に埋没するアイデアを織り交ぜ、現在の時流と将来におけるモノの価値を再考しながら、商業的かつ経済的時流とどこまで歩みを揃えるかとどのように共存できるかを試行したしつらえをオーナーシェフと共に試みた

It is designed as a place that serves gelato, coffee, panini, alcohol to eat in, as well as to go, providing a banco (counter) and tables to be seated.  It was planned as an extended business of an Italian restaurant located in Ashiya, Hyogo.The given location is a section of 56.1sqm in the commercial area of Nakanoshima Festival Tower, which accommodates office floors, a theater and a shopping zone in their 200m high architecture. As opposed to Nakanoshima Festival Tower, which gives a solid feel with its material and dark color, the color of white is employed to create an overall atmosphere for this space of 56.1sqm cafe/bar. That enables the appearance of this cafe/bar to stand out utilizing the contrast to the whole building, and I aimed to make the interior space including the details to have the effect of non existent (nothingness).The purpose of this effect was to accentuate what is to be displayed inside the gelato case and deli case and the existence of an espresso machine. The banco (counter) and the table space including the bench seat for the interior space are made of cultured marble. They function as connection for the divided area, but what is also focused is their texture that do not feel like cold substance.All the furniture used for the table section are uniquely designed just for this place.The chairs especially were elaborately designed to be functional yet as compact as possible in size to utilize the limited space. Any possible waste of the space was trimmed from these chairs. It however did not compromise the comfort for the design. One can feel the natural push on their lower back, and spontaneous stretch on their back and set them selves for a good posture, hence it results in their physical comfort.As for the graphic design, dot patterns are used for the logo and for the interior of the place. The dot indicates a period or full stop.  As it is used in the writing form to break per sentence, I wished that these little circles imply the time to pause and have a break in people's lives.Having learned from the traditions of my own country, Japan, and other cultures from abroad, I attempted to mix the aesthetic consciousness that I value, and those ideas that are hidden in the daily lives, then put those on a substance that reflects the trend but will retain in the future. Also in cooperation with the owner/chef, we thought about how to get on the commercial and economic flow. I hope to have embodied that concept in this place.

 

 

 


INCENSE STAND

 

 

 

 

 

 

 

 

Photo:Yuko Nishimura

Description
直径40ミリ×長さ90ミリの工作機械用スプリングを本体に転用したお香立てのデザイン。お香立ては、キャップ、本体スプリング、お香ホルダースプリング、イモネジ、灰受けの5パーツで構成される。それらはマグネットとネジを用いた自由に分解可能な構造を持つ。そうすることで洗浄しやすく清潔さを保つことに配慮した。本体となる工作機械用スプリング内部には、お香ホルダーとして小さなスプリングを採用。スプリングの中にスプリングを仕込む遊び心を加えながら、お香の末端までムダなく燃え尽きる機能を与えた。余計な部分がなにひとつない工作機械のDNAを引き継ぐように、無駄のない純粋さと簡素な構成を試みたデザイン。金型製作企業との共同企画。2016年大阪製ブランド優秀優良製品。

中辻金型工業株式会社
 

 

 


THE LUX BAR Osaka Uehonmachi


















Photo:Yoshihisa Araki

Description
ストックマネジメントを活かした、バーのインテリアとエクステリアのデザイン。プロジェクトを進めるにあたり念頭に置いたのは、はじめてお店を持つオーナーの為に経済的合理化をはかるシンプルな構成が最良と考えた。その上でお店の要となる部分に、良質素材を採用することとした。そうすることで、内へは居心地を向上させ、外へはお店の品質を表す効果を狙った。カラーリングは茶(ウォールナット)とダークグレー(ナラと化粧板)のツートン。これらの色、材質はオーナーを含めた利用者の心理的要求を満たすことを目的とした。さらにそれらツートンをグレーで包込むように溶けさせ全体を緩和させることで、お酒を飲むムードを与えながらツートンだけとは違う良い意味をもたらせるよう考えた。(設計施工会社との協働
プロジェクト)

The design is based upon the concept of utilizing the existing architect/building and turn it into something else that will last long.  The design work was made for interior and exterior of this bar.  In order to proceed the project, what came on my mind first and foremost was the simple structure. Since it is the first time for the owner to run a business of his own, it would be the best to make it streamlined that makes economical sense too, I thought. Having that as a basis, it was decided to use high quality material for the essential part of the bar, as it plays a role to improve the inside comfort and to expresse the quality of the service toward the outside of the place.  The colour scheme consists of two tones which are brown (walnut) and dark grey (oak and decorative laminate).  The purpose of using these colours and the material is to fulfill mental satisfactory of the users including the ownerhimself.  In addition to the use of two tones, the fact that grey colour wraps them to integrate them together creates the ambience for elegant evenings with drinks, and it gives the depth to the atmosphere which cannot be accomplished just with the two tones.
 

ザ・ラックス・バー
所在地:大阪市天王寺区東高津町7-23ラーク浜田ビル1F
開業日:2015年4月16日
設計:コングデザインオフィス 河野知二(設計施工会社との協働設計)
グラフィックデザイン:コングデザインオフィス 河野知二
床面積:75.41

 

 

 


TSUTAYA BOOK GARAGE Fukuoka Shime

プロジェクトの目的

ツタヤブックガレージ福岡志免は、大型書店としての中古本と新刊本、DVD/ CDの販売に加え、地域で親しまれている飲食店等複数業態を併設させ、ここで行われる多彩な催しを通して街の利便性及び機能向上と活性化に繋げながら、近隣の住民にとって魅力ある楽しく過ごせる「場」の創出を目的とした。

 

課題

店舗計画地は福岡中心市街から離れた郊外に位置しており、郊外ではよく見かけるロードサイドのホームセンター跡地であった。既存建築の良さを活かしながら業種変更に伴うリノベーション計画の中で、計画予算と照らし合わせながら更新させるべき部分と既存をそのまま活かす部分の見極めが求められた。また、他業種が混在する複数業態併設による全体計画の適切な設計調整が課題となった。

 

戦略

店名である「BOOK GAREGE」のネーミングと既存建築の良さを活かせる様、ガレージ/倉庫のようなラフでヘビーデューティーな表情を持つ空間に仕上げる事で前述の課題克服とプロジェクト全体計画の共感を得ること。

 

コンセプト

地域共生による場の魅力化

 

成果

地域住民とより多くの人にとって本を買う目的だけでなく気軽に立ち寄れる場となれること。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツタヤブックガレージ 福岡志免
所在地:福岡県糟屋郡志免町田富1-1-1
開業日:2016年7月22日
設計監修:九州TSUTAYA

設計協力:コングデザインオフィス 河野知二(設計施工会社との協働設計)
床面積:5190.25

 

 

 

 

 


讃州うどんの庄 かな泉

 

 

 

 

 

 


Photo:Yoshihisa Araki

Description

イオン高の原ショッピングセンター内の老舗うどん店の設計。老舗うどん店はかつて、手打ちにこだわり、素材にこだわり、ひたむきに気持ちを込めてうどん作りに努め、讃岐うどん人気の立役者でもあった。しかしながら、セルフスタイルの激安うどん店との競合の中で、その輝きを失っていた。手間暇をかけ伝統の味を追求するうどん店の再生に力添えすることがプロジェクトの大きな目的であった。インテリアは、伝統的日本様式を現代的手法を加えて再構成した。そうすることで、お店の存在を商業施設内で際立たせ来店動機を促すと共に、うどん店が探求してきた伝統の味を受け継ぐように表現したいと考えた。縦格子/桜材/土壁/陶器を空間全体に織り交ぜながら、細かなディテール調整を繰り返し本物であることの表現とショッピングセンターにふさわしいコストパフォーマンスに細心の注意を払った。更にインテリアの壁には讃岐かがり手鞠を配した。店内に香川県の風土から生まれた民藝品を取入れることで、その地域色を表現することを目的とした。出される料理一品に気持ちを込めて、手から手と受け継がれてきたお店の精神と草木染めした糸でひとつひとつ手間暇をかけて作られるかがり手鞠の技法を重ね合わせた。安い/早いとは違う、手間暇をかけた価値が見直される機会になれるよう多彩な協働者と共に取り組んだプロジェクト。

 

かな泉
所在地:京都府相楽群木津町相楽台1-1/奈良県奈良市右京1-6-1
開業日:2007年5月1日
設計:コングデザインオフィス 河野知二
グラフィックデザイン:森 千

讃岐かがり手鞠:さぬきかがり手鞠保存会 荒木永子

床面積:147.3

 


麦藁の研究室

 

 

 

 

 

 



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